- お洒落レコード盤おすすめPt.2
- 11. Whole Lotta Red | Playboi Carti – プレイボーイ・カーティ
- 12. ye | Kanye West – カニエ・ウェスト
- 13. Please Excuse Me For Being Antisocial | Roddy Ricch – ロディー・リッチ
- 14. IGOR | Tyler, The Creator – タイラー・ザ・クリエイター
- 15. Born To Die | Lana Del Rey – ラナ・デル・レイ
- 16. “Awaken, My Love!” | Childish Gambino – チャイルディッシュ・ガンビーノ
- 17. DAMN. | Kendrick Lamer – ケンドリック・ラマー
- 18. The Melodic Blue | Baby Keem – ベービー・キーム
- 19. Swimming | Mac Miller – マック・ミラー
- 20. Views | Drake – ドレイク
- 終わりに
お洒落レコード盤おすすめPt.2
11. Whole Lotta Red | Playboi Carti – プレイボーイ・カーティ
どんなアルバム?
続いて紹介するのはPlayboi Cartiから「Whole Lotta Road」です。
皆さんはHIPHOPのBig3と言われたらどの3人を想像しますか?
今まではDrake、Kendrick Lamar、そしてJ. Coleと言われていましたが、J. Coleの新アルバム「Might Delete Later」の大滑りをきっかけに現在のSNSではBig3はDrake、Kendrick Lamar、そしてPlayboi Cartiではないかと言われる風潮が強まっています!
私自身は、J. Coleを含めたBig3が結構納得しているので、Playboi CartiはBig3という名前にとらわれず裏の王としていて欲しいのですが、言われてみたら納得かもしれません。
そんなPlayboi Cartiから紹介するこのアルバム「Whole Lotta Road」はのちにTrippie Reddが先頭を切るジャンルRageのビートの予兆を感じさせる今までのHIPHOPの中では異彩を放つ革命的なアルバムです。
このアルバムは、Playboi Cartiの独特のボーカルスタイルと独特なビートが特徴で、Playboi Cartiが間に挟むアドリブがなんといっても最高です!
特に宗教的なコアなファンが多く、ファン全体を含めてPlayboi Cartiの音楽というものが形成されているような名盤です!
おすすめの曲は言わずもがな“Sky”です!
Playboi Cartiでしか出せない独特なビートがクセになります!
12. ye | Kanye West – カニエ・ウェスト
どんなアルバム?
おいおい、Kanyeを紹介しないのか。と思いながらこの記事を見ていたKanye好きは少なくないと思いますが、もちろん紹介させていただきます!
そしてすごい悩みましたがここではアルバム「Ye」を紹介させていただきます。
このアルバムは、わずか7曲のみで構成されるショートアルバムです。
その7曲の中にはKanye Westが普段の曲作りで採用するようなゴスペル調の曲や普段はあまり聞かないロックの曲調を採用した曲など内容がぎっしり詰まったアルバムとなっています。
アルバムの中ではKanye Westの生活や家族、そして自身の内面に焦点を当てた聴衆に彼自身の葛藤や喜びを共有する内容となっています。
Kanye Westと親しみがあるPARTYNEXTDOORとのコラボレーションがあり彼のファンや音楽のファンの中では必聴のアルバムとなっているのでぜひチェックしてみてくださいね!
おすすめの曲はやはり“Ghost Town”です!
ゴスペル大好きなんですよね^^
13. Please Excuse Me For Being Antisocial | Roddy Ricch – ロディー・リッチ
どんなアルバム?
続いて紹介するのは、Roddy RIcchから「Please Excuse Me For Being Antisocial」です!
今まで紹介したアルバムとは、打って変わってかなりマイナーなアルバムかもしれませんが、日本のHIPHOP好きの中で人気なアルバムで、かなりおすすめのアルバムとなっています!
とにかくこのアルバムは、アルバム全体としての完成度が高く、Roddy Richが醸し出す独特でエモーショナルな曲調を全体として楽しむことができます。
アルバムの中には、ビルボードHot100チャートで首位を獲得した”The Box”も含まれていています。
その他の曲も様々なコラボレーションを多数収録していてTy Dolla $ign、Lil Durk、Gunna、そしてMeek Millといった豪華なメンツとの掛け合いが最高です。
歌詞は主にストリートのリアリティと彼自身の生活の苦悩を歌っていて、そこからの成功も歌っています。
エモーショナルに焦点を当てたアルバムということで、聞き手の感情に直接訴えかけてくるような歌詞がやはり“Roddy Ricchしているなぁ〜”と感じる名作です!
おすすめの曲は、Roddy Richと親しみがあるビートメーカーのMustardとのコラボ曲である“High Fashion”です。
やはり二人の相性は抜群です!
14. IGOR | Tyler, The Creator – タイラー・ザ・クリエイター
どんなアルバム?
続いてご紹介するのは、Tyler, The Creatorから「IGOR」です!
感覚だけの話ですが、The Beatlesに並んで世界で一番部屋に飾られているレコードの一つかと思います。
このアルバムは、とにかくビートだけで音楽を楽しめるようなTyler特有のトラックが特徴的です。
どこかでチルを感じるようなビートに乗せてTylerの低いボイスでゆったりと続いて、
このアルバムは2019年を代表するヒップホップアルバムとして現在でも様々なHIPHOP愛好家から親しまれています。
おすすめの曲は、Tylerの代表曲でもある“EARFQUAKE”です!
心の動きを地震の揺れに例え、元カノへの嘆きをエモーショナルに歌っています。
15. Born To Die | Lana Del Rey – ラナ・デル・レイ
どんなアルバム?
続いて紹介するのは、アメリカのシンガーソングライターのLana Del Reyより「Born To Die」です。
このアルバムはLana Del Rey自身のデビュー作でもあり、Lana Del Reyが世界の歌姫として大成功したアルバムです。
アルバムの雰囲気は荘厳でありつつ、人間がどこかに潜在的に持っているダークな部分も表現しています。アルバムの曲中では彼女自身の人生に対する経験、苦悩を歌っている曲が多いイメージです。
愛の喜びとそれに対する苦悩をメランコリーで甘美な曲調に乗せて、淡々と歌っていく感じがなんといってもこのアルバムの良いところであります。
デビューアルバムにして全英一位、全米2位を獲得したこの名アルバムは絶対に持っておきたい名盤です!
おすすめの曲はやはり一曲目の“Born To Die”です。
エモーショナルなメロディーから人生と愛について歌っています。
人生の終わり方とは何かを考えさせられる名曲です!
16. “Awaken, My Love!” | Childish Gambino – チャイルディッシュ・ガンビーノ
どんなアルバム?
続いて紹介するアルバムは、孤島の天才Childish Gambinoから「Awaken, My Love!」です!
このアルバムはなんといってもChildish Gambinoの転換地点と言えるアルバムではないでしょうか。
このアルバムはファンクやソウル、そしてR&Bというジャンルに影響を受けたサウンドが特徴的なアルバムであり、これまでのラップスタイルを多用するChildish Gambinoが音楽性をガラッと変えたアルバムとして注目されました。
アルバム中では、頭のネジが飛んだようなファンクな雰囲気と独特のボーカルを採用しており、最初は近寄りがたい音楽スタイルかもしれませんがタバコのようにもう一回、もう一回と不思議と聴きたくなってしまうような中毒性があります。
おすすめの曲はやはり“Redbone”です!
何回聞いても何回聞いても好きになってしまいます!
17. DAMN. | Kendrick Lamer – ケンドリック・ラマー
どんなアルバム?
「どんなアルバム?」と聞かれたら「伝説」と答えたくなるようなこちらのアルバムはKendrick Lamarから「DAMN.」です!
アルバムのジャンルはヒップホップに縛られずR&Bやソウルを感じるような曲も収録されています。
アルバム中ではKendrickの独特の視点から現在まで残る黒人差別やストリートでの貧困、そして政治に対する不満をラップしています。
しかし曲の芯となるのはやはりKendrick Lamarのラップスキルであり、アルバムを聴き始めてからKendrick Lamarの世界観に引き込まれるとあっという間にアルバムが終わってしまうようなアルバムです。
また、このアルバムは今後のヒップホップを聞くにしても伝説として語り継がれるような超名アルバムでグラミー賞のラップの部門を総なめにしています!
聞かない理由がありませんね^^
おすすめの曲は“HUMBLE”です!
MVも特徴的でグラミー賞を受賞しています!
MVでは歌詞の「This sh*t way too Crazy~」からのKendrickの振り向きがとにかくかっこいいです!
18. The Melodic Blue | Baby Keem – ベービー・キーム
どんなアルバム?
やはり、ケンドリックを紹介したら紹介したくなるアルバムは、ケンドリック・ラマーの従兄弟であるBaby Keemの名アルバム「The Melodic Blue」です!
ケンドリック・ラマーはどちらかというと社会の情勢などについて力強くラップをするところが魅力でありますが、そんなケンドリック・ラマーの曲風とは打って変わってBaby Keemの曲風はエモくてチルくてノスタルジーな雰囲気が特徴です。
アルバムでは、ぽっかり空いてしまった心を埋めてくれるような甘いメロディーと歌詞の曲を歌ったと思えば、グラミー賞を受賞するほどの名曲、”family ties”のような力強いメロディーの曲が収録されていたりとBaby Keemの万能さがよくわかるアルバムとなっています。
このアルバムでは、前アルバム「DIE FOR MY BITCH」から引き継がれたBaby Keemの独特のリリックと洗練されたビートが特徴の楽曲が多く収録されているのでぜひチェックしてほしいアルバムです。
おすすめの曲は“durag activity”です!
ずっと口ずさみたくなるような中毒性の溢れるメロディーが堪らない!
19. Swimming | Mac Miller – マック・ミラー
どんなアルバム?
続いてご紹介するアルバムは、今は亡き天才Mac Millerからリリースされたのスタジオアルバム「Swimming」です。
このアルバムはMac Millerが無くなる直前にリリースされた最後のアルバムとなっています。
アルバム中では、元カノの世界の歌姫アリアナ・グランデとの破局や薬物の過剰摂取に対する自身の葛藤を歌っています。
またMac Millerの昔の歌を遡るとシャウトをするようなラップが多いですが、このアルバムでは、彼の人生に降りかかる様々な困難を、ジャズやソウルから影響を受けたような優しいメロディーで歌っています。
かなり若い頃からラップシーンにいたマック・ミラーが出した答えとも取れるような集大成のこのアルバムは、様々な音楽愛好家にいまだに彼の遺産として聴き継がれています。
ぜひチェックしてくださいね!
おすすめの曲は”Small Worlds”です!
Mac Millerの特徴でもある少し字が余るような独特のメロディーが存分に味わえます!
20. Views | Drake – ドレイク
どんなアルバム?
最後にご紹介するアルバムは、カナダ出身のラッパー、Drakeから「Views」です!
正直、「Scorpion」とすごく悩みました(T T)
このアルバムはDrakeのキャリアの中でも非常に成功を収めた作品の一つになっています!
アルバム中では、カナダのトロント出身のDrakeが地元に対する愛情、成功と孤独をテーマに自身の感情や成功したことでの生活の変化などを歌っています。
このアルバムは、やはりDrakeのアルバムということでたくさんのジャンルが織り交ぜられたアルバムです!
次回作のアルバムの名曲が生み出される予兆とも感じられるR&BのメロディーからHIPHOP、そしてダンスミュージックなど様々なジャンルが一つのアルバムにまとまっていて、やはりDrakeの唯一無二さを存分に味わえる素晴らしいアルバムになっています。
アルバムの完成度はやはり「Scorpion」には敵いませんが、Drakeを聴いていない方も、もしかしたら”One Dance”は知っているかも!と感じたので、Drakeの曲を聴き始める入り口としてこちらのアルバムを紹介させていただきました。
このアルバムを聴いたら絶対アルバム「Scorpion」も聴いてくださいね!!!
おすすめの曲はやっぱり“One Dance”!
ベタですみません!笑
終わりに
最後までご覧いただき本当にありがとうございます!
Amazonで買う場合は国外からの発送になるため結構無茶苦茶(配送遅れ、キャンセル)をやってきます(^^;)
ぜひご留意の上で、レコードのお買い物を楽しんでくださいね!
ありがとうございました!
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